ご報告

御神楽の語り部、大鍋の誇り。町の心踊る、伝統の魔法


大鍋区は、人口約90人の小さな地区であり、そこには大切に守り伝えられてきた
「子守神社御神楽(ねのかみじんじゃおかぐら)」があります。
毎年、秋の訪れとともに、10月15日になると大鍋子守神社で御神楽が奉納され、
その時には大鍋に軽やかな御囃子の音が響き渡ります。

この御神楽は江戸中期の享保年間から伝わり、昭和60年には静岡県無形民俗文化財に指定され、
地域の貴重な文化遺産となっています。かつては凶作や災難、疫病などの際に舞われ、
その後は家族や近所の人々が集まり楽しむイベントとして根付いています。

御神楽は地元の人が江戸で学んだ神楽を大鍋に持ち帰り、地元に伝えたと言われています。
享保の頃には既に存在し、300年以上にわたり口伝によって次の世代へと受け継がれてきました。
昭和60年までは2月1日に奉納され、その後、秋祭りに合わせて10月15日に舞われるようになりました。

小さな集落の中で大切に守り伝えられてきた御神楽は、これからも未来へと続いていくことを願っています。

伝統を受け継ぐ神社を後世へと

河津町

河津町は、静岡県の伊豆半島東海岸に広がる自然が豊かな町です。ここは海、山、川が調和し、自然の美しさが際立っています。特に、河津桜の発祥地として知られ、毎年2月には多くの観光客が桜鑑賞に訪れます。

町は23の地区に分かれており、その中の一つが大鍋地区です。大鍋は天城山のふもとに位置し、源頼朝との縁が伝えられています。頼朝が父・義朝の霊を弔うためにこの地を訪れ、大きな鍋を差し出されたことが、地名の由来とされています。なお、大木の根元には源義朝の髑髏が眠っているとされています。

大鍋には他にも「小鍋」と呼ばれる地域や、「鍋失(なべうしない)」といわれる地域があり、歴史や伝承が今も息づいています。

このエリアでは、清流が流れ込むため、わさび栽培が盛んに行われています。河津町内で有数のわさび栽培エリアとして知られ、地元の清らかな水を活かしたわさびが栽培されています。

河津町の自然と歴史ある風土を感じながら、訪れる人々に心地よい時間を提供しています。

大鍋子守神社御神楽
〒413-0509 静岡県賀茂郡河津町大鍋390番

大鍋子守神社御神楽

伝統を受け継ぐ神社を後世へと

社殿の土台や柱等の状態が深刻化してきており、
このままいくとお神楽を継いできた神社が続いていけるのか
深刻な状況です。

CAMPFIREのサイトをご覧ください。
みなさまのお力を少しでもお借り出来ればと思っております。
よろしくお願いいたします。

動画


祖父母が大事にしてきた神社が困っているので、応援サイトを作成しました。
小さい頃遊んだ、山や川、そしてこの神社。
守るべきもの。
近くにいないので、遠隔からの応援です。


クラウドファンディングの
締切は、
2023/12/31 23:59:59までです。
お礼は、来年10月15日の秋祭り

ご覧になられた、皆様のお力を少しお借り出来ればと。
よろしくお願いいたします。